【11月22~26日 今週も盛り上がってます!】
いつまで続くか半信半疑だった新人諸君ですが、けっこう頑張ってくれてます。
そこに、なんと70歳のY澤さん登場!
先週末に
「最近、新しい部員がたくさん入ったのでいかがですか?」
と冗談半分に声を掛けたら、昼休みに道場にやってきて
「会費はいくらですか?」
の質問です。
正直、びっくりです。
なんてったって、今世紀中は絶対破られることはないだろうと思っていたhigeじーさんの入門最高年齢記録67歳を3歳も上回ってしまったんですから。
「あ、会費はありません。空手着もサポーターもありますから、すぐにできますよ。」
と答え、さっそく練習に参加していただきました。
higeじーさんの宿命のライバル(?)
Y澤さん
しかし、その歳で空手を始める理由ってなんだろうかと少し興味を持っていたら、自分から話してくださいました。
では、その様子を掲示板から。
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2004年 11月 25日 08時 17分 17秒
いよいよ70歳のY澤さんに本格的指導開始です。
昨日はミットの日。
ミットを構えると
「いやー、そこまでは上がんないよ。まぁ、蹴りとかパンチとかは覚えなくってもいいんだ。」
え?
今、なんておっしゃいました?
空手で蹴りとパンチを覚えないでいいって・・・じゃ、何を覚えるんでしょう?
「いや、空手を始めようと思った理由なんだけどね。老人会で喧嘩が多くってねー。」
はぁ?
またまたなにおっしゃいました?
老人会で喧嘩・・・聞き間違いかな?
「老人会・・・ですか?」
「うん。老人会で喧嘩が多くってねぇ。止めに入って何回も殴られてるんだよ。それで、そういったときの対応方法を覚えればと思ってね。」
higeじーさん。
老人会って、そんな過激なものなんですか?
ちょっと老後について考え直さなくてはいけないですね。
その話を職場に戻って同僚のM田君に話すと
「それって逆じゃないですか?」
「え?逆って?」
「空手覚えるのは殴り合いをしている老人の方じゃないですかね?」
なるほど!
今度、老人会に勧誘に行けば、一気に会員が増えるってことですね。
(怖え~。)
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うーん。
人間、歳を取っても簡単には悟りの境地には到達しないようです。
しかし老人会のみんなに空手を教えて、試合なんかした日には、救急車どころか霊柩車を・・・。
想像するだけで怖い光景ですねー。
さて水曜日の昼はミット練習を行い、夜は友和会の道場に参加です。
この日は子供がほとんどでした。
でも、カクさんと、水曜の稽古のためにバイトの日を変えたN村君が参加してくれました。
ついでに大人同士のスパーリングシーンも撮影しました。
木曜日はサバキの練習日です。
Y澤さんの目的に一番合ってる練習かな?
今週はショーコーM本君は風邪でダウン。
その流れでM本君いじめを目的に復活したヤスピーもお休みです。
ちなみにスパーリングが無くってストレスがたまったジミ松君は、稽古の後、アリ君をつかまえて強引にスパーリングを楽しんだのでした。
金曜日
ジミ松君、待ちに待ったスパーリングデイです。
道場の入り口にはたくさんの脱ぎ捨てた靴が。
ちょっと前には信じられない光景です。
(うーん、カンドーだ。)
ちなみにI東さんは、先週ジミ松君に脚をつぶされ、無念の見学です。
この数年間、空手部員に現場の人間がいない淋しい状態だったのですが、一気に変わってしまいました。
なんてたって工場内で十字を切って
「押忍!」
と挨拶できる素晴らしい環境が整ってきています。
今日、工場でT山君を見かけた私がしゃがんで太股の横を中指でコツンと叩くとギョッとした表情を浮かべてました。
そこで
「少しずつ慣れていこうね。」
とニコリと微笑み去っていくと、次に私が近づいた時、手近のハンマーを振り上げて身構えたT山君でした。
(合格です。なかなか覚えがいいですね。)
金曜の仕事を終え、現場を回っていると、バフ工場のY田さんが着替えに歩いている光景を見かけました。
歩きながらさりげなく左右のパンチを繰り出してる姿がとてもおしゃれで、これまた感動的なシーンでした。
さ、来週も頑張るぞー!